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日本語学校の選び方

外国人技能実習生専門の教育機関か

多くの日本語学校は留学生を対象として、1月、4月、7月、10月等と入校時期や定員が定められており、外国人技能実習生の1ヶ月講習を実施している機関はごくわずかです。外国人技能実習生は留学生と違い、在留資格認定証明書、ビザの交付等の理由により、入国時期は様々です。外国人技能実習生専門の日本語学校であれば、講習を随時受け付けており、時期や人数についても柔軟に対応してくれることでしょう。

技能実習生の母国語に対応した教師がいるか

外国人技能実習生は事前に一定の日本語を学習し来日します。大抵は日本語のみで授業を行うことも可能です。しかし、技能実習生に微妙なニュアンスや表現を教えるには、多少でも母国語が話せる担任教員がいれば、より充実した講習を行うことができるます。また講習期間を通じ、技能実習生との意思疎通を母国語で図ることによって、母国を離れ何かと不安な気持ちを抱いている技能実習生の支えになるばかりではなく、日本語等の学習に集中することが出来るようになります。

教育内容が充実しているか(適正なカリキュラムが組まれているか)

日本語学校の中には、講習時間の多くを自習時間として、形だけの講習を行っているケースが見受けられます。教育内容が充実しているかどうか(自習時間が少ない)等、精査をして委託先を選定すべきです。日本語教育の内容の他、警察署による交通安全講習、消防署による防災講習及び法的保護講習が含まれているかどうかの確認も必要です。その他、雇い入れ前の健康診断もこの間に行うことが望ましいと言えるでしょう。

宿舎や設備は十分か

日本語学校に宿舎が備え付けられていない場合、別途アパートやウィークリーマンション等を借りて講習期間中の技能実習生の住居を確保しなければならず、余分な費用が発生してしまいます。費用面以外でも、宿舎を完備している技能実習生専門の日本語学校であれば、集団生活におけるルールや炊事、洗濯、掃除、ゴミの分別等、細やかな指導も実施してもらえます。この教育を行うかどうかで、企業に配属された後の技能実習生の生活面に大きな差が出ます。

委託先の場所・地域の選択

法定講習を外部委託する場合に、実習実施機関、監理団体それぞれの所在地等を考慮して、委託先を選ぶことも重要な要素の一つです。講習期間中の技能実習生の学習態度や生活の様子を、必要な時に観察することができれば、技能実習生個々の性格や生活態度を少しでも把握することが出来、以降の技能実習指導や生活指導を行う際、役立つことになります。

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